メナイ橋とブリタニア橋は駅の中間にありまたそれぞれ離れているので、公共交通機関を利用するとかなり歩きます。大変気持ちのいい場所ですし、遊歩道を歩くと出発点に戻らないコースになるので、バスを活用しながら歩くのもいいとおもいます。ナイトライダーのキットのように、レンタカーが歩いた先に来てくれる時代は、もう少しトヨタとGoogleを待ちます。
こんな技術も今はずるのような気がしますが、時にはGPSと衛星画像を頼りに、見知らぬ けもの道を歩いている現代もありえないなあと自分の常識の変化の早さを感じます。
メナイ橋へのアクセスは、鉄道の駅が少し離れているのでウェールズのArrivaバスが便利です。メナイ橋のアンカレイジ近くにバス停があります。62番のバスはBangorのバスステーションからメナイ橋を通って、ブリタニア橋の方へ行きます。
バスチケットは、Arrivaバスのサイトで期間や地域を限定したフリーチケットの事前購入が安くて便利です。私が買ったのは、ウェールズエリアの1日券で、チェスターからホリーヘッドまで広い範囲を含んで5.5ポンドでした。普通にバスの運転手に支払うことも出来ます。私は、Conwy - Bangorバスターミナル - メナイ橋、で利用しました。
購入したチケットは携帯のArriva M-ticketアプリに登録し、使う日にアプリ上でActiveにして、画面を運転手に見せて使います。
併走する鉄道は早いけど便数が少ないので、上手く使うと効率よく回れそうです。
ArrivaバスグループのArrivaトレインは、ホリーヘッドへ行く鉄道路線も管理しています。
Conwy駅のバス停
メナイ橋といえば、側面から見た、美しい海峡と森を背景にしたこのアングル。この写真が撮れる場所は、ちょっと橋から離れていて、見つけるのに時間がかかりました。(上のGoogle Map参照。)国道A5を歩きながら、どこか水辺に出られないかな、とうろうろしていたら、近所のおじさんが、遊歩道の入り口まで案内してくれました。
歩道を歩くと”アイロン”があるというので、そうだ鉄の橋を見に来たんだといったら、遊歩道の先に”ライオン”があると教えてくれていたことに途中で気がつきました。英語勉強しないとだめですね。ブリタニア橋のライオンは愛されていることもわかりました。
遊歩道脇の子ライオン
絶景ポイントにアクセスする道は、アングルシー島を一周するIsle of Anglesey Coastal Pathの一部で、遊歩道が整備されています。メナイ橋のバンガー側から橋を渡ってブリタニア橋のライオンまで、約3kmです。メナイもConwyも非常に美しい場所にあるので、橋好きではない人でも足を運ぶ価値があると思います。たぶん。
ブリタニア橋の最寄り駅は、世界一長い駅名のxxxxxx駅。Conwy駅もそうですが、ここも無人駅で、乗降客のリクエストがなければ通過されます。
跨線橋はイギリスでおなじみのタイプです。この形式の橋は、ヨークの国立鉄道博物館で1891年製の鋳鉄橋を見ることが出来ます。説明ではいくつか現役で使われていると書かれていました。
Conwy橋の最寄り駅のConwy駅は小さい駅なので、前の車両に移動しないと出られません。また、手前にGlan Conwyという駅もあり紛らわしいのでご注意を。
マンチェスターから一日の旅でした。お疲れさまでした。