2017年3月4日土曜日

ライン・ヘルネ運河に架かるねじねじ橋

ライン・ヘルネ運河に架かるねじねじ橋 (Slinky Springs to Fame, L=406m, Main bridge=20+66+20m, 2011)

行ってみて予想以上に素敵だった橋。
EMSCHERKUNST 2010というラインヘルネ運河沿いにアートプロジェクトがあった時に作られた歩道橋です。別のページの踊る鉄塔もこの時の作品の一つです。
設計はTobias Rehbergerというアーティストのデザインにシュライヒ事務所(schlaich bergermann partner, Madako)が設計をしています。

鋼材のリボンの厚さは12cm。リボンの上にプレキャストコンクリートスラブが載せられています。

ねじねじの外見にひっかかって、奇をてらった学生の練習作品だと思ったら大間違い。そこそこ長い支間を持つ吊り床版橋です。細い橋脚が洗練されていてまた美しい。
構造がいいと、俄然、ループのトンネルのデザインやカラフルな床版もよく見えてきます。アーティストと構造デザイナーの良い出会いですね。
吊り床版のリボンを支えるアンカー

公園の整備も完璧で、橋の下も除草されていて橋の裏まで見て回っても見学が気持ちよかったです。
場所はオーバーハウゼン。ラインヘルネ運河。国道223号線沿いの公園にあります。

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